朝早く、出勤前の保護者の方と共に子ども達が登園してきます。
始めは少ない人数です。
園庭に銀杏の葉が落ちているのを先生が掃いていると、
準備してある子どもの手に合った小さい箒を持って
一緒に掃く子もいます。
他にも、ブランコに乗ったり、
鬼ごっごをしたり思い思いに遊んでいます。
ジャンケンあそびが始まりました。
地面に線引いて、端と端に子どもが分かれて立ちます。
両方から走ってきて、ぶつかったところでジャンケン。
「負けた!」というと次の子が出発して・・・。
私たち大人は、よく見慣れている遊びですが、
子ども達がいまひとつ楽しそうではありません。
見ていた先生が、
「子ども達は、ルールが分かってないようだ。。」と。
そして、先生は一緒にしながらルールを知らせました。
何となく、うろ覚えでしていたことを、
はっきり理解する事が出来た子ども達は
大きな声で「ジャンケンポン!」「勝った!」「負けた!」
と
言いながら遊び始めました。
ハッキリわかったことで本当に楽しそうでした。
それを見ていたほかの子ども達も仲間に入ってきました。
朝から元気いっぱいの子ども達です。
はじめら教えるのではなく、
様子をみて、助けに入られた先生
とても素敵だと思いました。
子どもには、色々な事を知りたいと思ったり、
忘れてしまって
これていいのかなと
不安に思ったりしている事が多くあると思います。
そんな時に、そっと手を貸すことの大事さを
思い出せていただいた出来事でした。
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