
先日、年中児のお母さんの方の勉強会をしました。.
その中で、育てにくいと感じるお子さんの話もしました。

どうしてこんなに何度も何度も同じことを言わないといけないのだろう。
よそのお子さんはお利口さんなのに・・・・。

お母さんの言葉から、気絶しそうになるくらい
同じことをいっていますと・・・・・。

そんな中、急に年中になって
友達とのトラブルが増えてきた○○君。
動きを見ているとお友達の嫌がることをしたり、
ちょっとした いたずらをして、されたお友だちから
「あ~もう!」ということがふえていました。

もし困り感があるのに、誰からも分かってもらえず
注意だけをうけていると、子どもの心は傷ついてしまいます。

私は子どものころから近視で、“眼鏡”をかけています。
年齢を重ねたときに老眼になりました。
最近は白内障になりました。

でも困った事はありません。
原因がはっきりわかっていたので、
その時に、必要な処置をして現状に合う
"眼鏡"をかけているからです。

困り感のある時、その困り感を解決できる眼鏡に
変わるものがあると良いのだと思います。

出来るだけ早い時期に、その“眼鏡”を見つけて
行きたいと思っています。そんな時ご家庭から
昨日のお話のようなことを、我が子に感じています。

家の○○はまさにその状態だと思います。
私たち夫婦は○○の幸せが最優先です。
どうすれば良いか、アドバイスをと言われました。

○○君は本当に幸せだと思います。
ちょっと話を聞いて、立ち止まってもらえたのですから。

私が思うのは本人の困り感を無視して、
「また××をしてダメでしょう。」「何回言ったら分かるの!」
と言われ続け、僕はダメなんだと自分に自信を無くすことです。

困り感との付き合い方を身に付けていきながら、
心の平和を持ち続けて行けたらと願っています。

子どもの困り感と育てにくさは裏表です。
感じたときちょっと立ち止まって、
周りの誰かにちょっと話を聞いてもらうのも、
肩の力を抜くのも良い事だと思います。
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