昨日は、幼稚園のホールにて、
保護者の方々が集まり、
講演会が催されました。



今年度は、足立明彦先生による
『脳力を育て　能力を伸ばすための情報Ⅰ－脳に　良いこと　悪いこと－』
というテーマでお話をしていただきました。



今、私たちが共に過ごしている子どもたちにとって
何が本当に必要なのかを
研究事例も織り交ぜて話してくださったそうです。

私たち大人にとっても一度きりの人生ですが、
子どもにとっても一度きりの人生です。
そして、子どもはこれからの新しい時代（責任）を担う人たちです。



今、幼稚園として私たちが出来る事は、
やはり子どもの本質と
子どもの昔から変わらない心身の成長を
見失わず伝え続けることだと思いました。



子どもたちが帰った後、私たちも研修会を行いました。
宮崎北警察署の上村警部補より
『不審者対応・さすまた研修』を
していただきました。



園の周りで気になることや、
万が一の事態の時にどのような動きをすべきか
どのように通報するか等など・・・
沢山のことを教えていただきました。



やはり、日常的に訓練する事を
大事にしてほしいというお話でした。
園では、毎月必ず避難訓練をしています。
しかし、もっと普段の生活の中で
取り入れていきたいなと思いました。

人は言葉で考え、
明るい気持ちにも暗い気持ちもにも
なっていくものです。



小さい子どもと一緒にいると、
つい先走って、大人が言ってしまいがちです。
もちろん子どもの事を思っての事ですが、
それがかえって自信を失わせているとしたら
大変です。



子どもは、私たちが何気なく使っている言葉を
しっかり聞いています。



「そんなことしたら、○○に叱られるよ。」「△△しません」と
否定的な言葉をたくさん聞いていると、
子どもの心は萎縮してしまいます。



否定的な言葉よりも
「◆◆しましょう」と促す言葉を
使えたらいいなと思うのです。



お部屋の中は走りません。⇒お部屋の中は歩きましょう。
など言葉を置き換えるリストを作ったらたらよいのかもしれません。

私自身が、よく使って”しまった”と思う言葉に
「さっきも言いました。」
「もう何回も同じことを言っています。」という言葉があります。



モンテッソーリの言葉の中に
「教えながら教えなさい」
という言葉があります。
なかなか出来ない、身につかないのが子どもです。
何回も言い続ける事が大事なのでしょう。



そして大人の世界でも、
きれいな言葉を使う事を
心がけていくと良いのかもしれないなと
最近思う事が多いです。

感謝の言葉が沢山溢れるようにしていきたいと思います。

文化公園に着く前から、
「おなか空いた～。」
「おやつ食べようよ。」と言っていた子どもたちです。
お弁当の時間は、とてもとても嬉しそうでした。



普段の保育でも文化公園へお弁当を持って行くことがあるのですが、
そのときは、公園の南側の広場で過ごします。
今回は、せっかくの遠足なので、いつもとは違う北側で過ごしました。



大きな岩があったり、橋があったり
探検隊のように走り回っていました。



何かの話し合い中！？



年中さんは何度も何度も岩の上からジャンプをしていました。
それを見て、飛びたい気持ちはあるものの、
どうしても飛びきらない年少さん。
年中さんと一緒に「登っては、滑り降り」を
繰り返していました。

帰りは徒歩で幼稚園へ。
気温が高い日で、幼稚園への帰りの道のりが
いつもよりも長く感じていそうな
子どもたちでしたが、
園に戻るとまた元気に
遠足クイズに参加していました。

本当に良い日となりました。

大型バスに乗って遠足に出かけました。
送迎の為のバスがなく、また、なかなか乗ることの出来ない
大型バスです。
とても嬉しそうでした。



始めに大淀川学習館へ。
「行ったことある！！」と言っていた子どもたちでしたが、
お友だちと一緒なので、また違う雰囲気に
大はしゃぎでした。



学習館の方のお話を聞いて、
クラスに分かれて探索に出発です。

まず、蝶のお部屋。



幼虫発見！！



階段の下には、バッタのお部屋が！



そっと、手に乗せてもらいました。



蝶たちの方から来てくれる事も。



周りの子どもたちは、とまっている蝶に大興奮。
しかし、本人は気付けず･･･
かわいい一場面でした。

次は、魚のお部屋。


大淀川に生息する魚が沢山です。



こちらでも一つひとつ質問に答えていただきました。



生体展示ホールにて･･･



カマキリ探し中。



蛍の幼虫の体つきに驚いていました。



カニが動くたびに、びくびく！！
それもまた、可愛らしかったです。



蛇が大人気でした。



子どもにとって、目が可愛いそうですよ。

文化公園での出来事は、「その２」で！

運動会発表会が開催されました。
このコロナ禍の中、子どもだちにとって他の意味にする行事は出来るだけ、
少し形は変えても実施しようと先生達も頑張っていました。



かけっこの話に花が咲いたりするのは毎年の様子です。

幼稚園では子どもが手を挟まないように隙間を作る為に
小さな板を挟めています。



それがポロンと外れてしまいました。
それに気づいた　I君。　
しゃがみ込んでその板を挟めました。

ちょっとしたコツがいるので、
後から一寸やり直しましょうと思い
「ありがとう」と言って見ていました。



すると、挟めた後、戸を引っ張って
きちんと出来たとどうか確かめるのです。
びっくりしました。
入れる事はしても、確かめる所までを
一連の流れの中でするという事に感動しました。



日々の保育でモンテッソーリ教具を使って活動する子ども達です。
教具の中にある、間違を自分自身で訂正していくという事が
身についているからでしょう。
大人から指摘されずに自分で確かめる事が出来る事は
本当に素敵だなと思ったところでした。

お久しぶりです。３月に幼稚園を退職して、時々幼稚園にお手伝いに来ています。
笠岡です。
子ども達には「おばちゃん先生」と呼ばれています。



今日は衣替えでした。
夏、暑い時期は、私服登園していました。
今日から制服です。

私服から制服に代わるとちょっと大きくなった気がします。




昨日、先生方から
「明日から１０月です。１０月１日は衣替えの日です。
制服を着てきましょうね。」
と、お話ししていただいた子ども達です。



登園して来る年中さん達に尋ねました。
「制服を着て来られたね。
自分で今日から制服って言えたの？
それともお母さんから、今日から制服って教えてもらったの？」



A君　：顔を見るのを避けながら･･･
　　　　「半分半分！」
　　　　と、大きな声での返事です。
先生 ：「自分でもお母さんに言って、お母さんも制服よって教えてくださったという事？」
Ａ君　：「そう！」
　　　えっ！！という顔のお母さん。
　　　歩いて去りながら「覚えていたもん･･･」と、つぶやくA君。



Bさん：「自分で言って、１人で制服に着がえられたよ。」と、
　　　　自信たっぷり。
　　　　お母さんもニコニコしながら大きく頷いていらっしゃいました。

Cさん：「私も覚えていたのにね、お母さんが先に準備していた」と、
　　　　口をちょっぴりとがらせていました。

D君　：「言えたよ！」
　　　お母さんも「１年でこんなに違うんですね、成長を感じました。」と。



A君、Bさん、Cさん、D君。
本当にみんな年中さんらしい育ちをしていると思います。

子どもは早く大きくなる事ではなく、
今の時をしっかり育って行くことだと思います。
それぞれの発言がとても嬉しかったです。
これからの育ちが楽しみです。