
幼児期を過ごしている子ども達には大人の保護が必要です。
でも まだ上手く自分の言葉で表現できません。

拙い言葉で話をしているのに、もっと詳しく知りたいと思い、次から次に質問すると
子どもは話すのが億劫になりやすい様です。

「忘れた。」と言って話をしなくなることもある様です。お母さん方の困りごとの一つのです。

ご家庭と幼稚園の情報交換は、園での様子、ご家庭の様子を知り、
子どもの成長の為に役立つものとしてとても大事なものです。

幼稚園では、先生達が出来るだけ詳しく最近の様子をお知らせする事を大切にしています。
一人ひとりを大切にするという目に見える形での表現だと思います。

ある園児がモンテッソーリ教具の文字関係のお仕事に興味を持って毎日取り組んでいました。
ひらがなを読み、文字に親しんでいました。

あ・か・さ・・・・い・き・し・・・・と横に読んだり、文字の駒を並べたりとそれは楽しんでいました。
そのことを連絡帳で家庭にお知らせしました。

お母さんのお返事が来て分かりました。今まで「本を読んで」と持ってきていたのに、
「自分で読めるから大丈夫!」と言って一人で絵本を読んだり、
弟と一緒に子ども部屋に行って、読んであげています。
急にどうしたのかなと思っていました…との事でした。

こうして、園での様子と家庭での様子が良く分かり
園と家庭が連携し、必要な手助けが出来ていきます。

とても嬉しいことです。