
たんぽぽクラス(満3歳の未就園児向け)を6月から行っています。

登園してから教室でお母さんと一緒に過ごします。
9月の下旬から来年春の入園を考慮し20分ほど別々のお部屋で過ごすことを始めました。

その時に少しこの時期の子どもの特徴についてお話をしました。

お母さん方はイヤイヤ期について困っているということでした。2歳過ぎた頃からイヤイヤがはじまります。

これは自己主張しようとする子どもの表現の方法の一つです。
しっかり自分の思いや考えを人に伝える事はとても大切な事です。

そしてこうやってイヤイヤを思いっきり表現できるという事は、お母さん大好きの裏返しともいえるのです。

お母さん大好き、お母さんは私の事見ていてくれる、
大好きって思ってくれていると思っているから安心して「イヤ!」と言えるのではないでしょうか?

この幼児期にお母さんと子どもとの信頼関係をしっかり造っていく事の一つに
このイヤイヤ期を乗り越える事が必要です。

イヤと宣言している子どもにまず “わかった” ということを知らせる事、
そして次のステップでお母さんからの妥協の提案をしてみるのも良い結果を導き出しやすいです。

例えば公園で遊んでいる時に「帰るよ!」と声をかけると、「イヤ」というでしょう。
「わかった。もう少し遊ぼうね。今度帰るよって3回言ったら帰るよ」と約束をします。
様子を見ながら「帰ろう。2回目よ」と帰る心の準備をしていくのも一つの方法です。

すぐには上手くいかないかもしれませんが、少しずつ心の準備を子ども自身が出来るようにしていけると
いいのかなと思うのです。

子育てはなかなか思うようにいかない事も多く不安になることもあるでしょう。
でも子どもはお母さん大好きお父さん大好きです。